こんにちは。寅さんです。
自分のポートフォリオの日本株及び米国株の状況を一目で把握できるようにしたくて、良い方法を探していたところ、Google Spreadsheetを使うとほぼリアルタイムで各銘柄の状況が確認ができることがわかりました。
この記事では、Google Spreadsheetを使ったポートフォリオ・トラッカーの作り方を解説します。
下記のYouTubeを参考にしました。
下記は、Google Spreadsheetで作成した私のポートフォリオです。円建て・ドル建ての各銘柄が自動でアップデートされます。為替も自動で適用されます。
(ブログに埋め込んでいるため重いですが、Google Spreadsheet上ではサクサクです。)
下記のように各種グラフも自動で更新されます。
ポートフォリオ・トラッカーの作成手順
Google Spreadsheet 使用開始
Google(Gmailなど)のアカウントがあれば、無料でGoogle Spreadsheetを使うことができます。
Excelを使ったことのある方は、ほぼ同じ使い方なので直ぐに使えると思います。
ポートフォリオ・トラッカー作成に使った数式、関数
現時点での私のポートフォリオ・トラッカーです。
青塗のセルがベタ打ちなので、そこに自分の銘柄を入れて使えると思います。出来る限り自動で更新するようにしてみました。
日付
=today()
上記をセルに入力すると、日付が入力されます。後日、ポートフォリオ・トラッカーを閲覧すると、その日付になります。
為替
=GoogleFinance("currency:USDJPY", "average")
Googlefinance関数を使います。上記で、ドル円のTTMレートになります。便利!こちらも自動で更新されます。
証券コード・ティッカー・銘柄名・資産クラス・セクター・テーマなど
サンプルの青で塗られたセルはベタ打ち(手入力)です。コードを入れると自動で銘柄が入力されるようにもできますが、頻繁に入れるわけではないので手入力しました。
現在値($) 米国株
=IF(ISBLANK(C5),"",GOOGLEFINANCE(C5))
こちらは、「C5に入っている銘柄の価格を探して表示させて」という指示です。
簡単ですね。
現在値 (円) 日本株・投資信託
Googlefinace関数は、日本株には対応していません。一部の株は対応していましたが、大半が反応せず、下記の方法を使いました。Googleさん頑張ってください。(株主です。)
=IMPORTXML(CONCATENATE("https://kabutan.jp/stock/?code=",C13),"/html/body/div[1]/div[3]/div[1]/div[2]/table[1]/tbody/tr[4]/td[1]")
こちらは、「C13にある証券コードの証券のkabutan.jpページに行き、株価の欄にある数字を表示させて」という指示です。
=IMPORTXML("https://finance.yahoo.co.jp/quote/"&C20,"//*[@id='contents']/div/div[1]/div[2]/div/div[1]/div[2]/div[2]/p[2]/span")
こちらは、「C20にあるコードをYahoo financeから探して、株価の欄にある数字を表示させて」という指示です。投資信託に使いました。
損益($) 損益(円) 損益(%)など
こちらは、現在値×数量から、取得単価×数量を引いた値、その割合などです。算数なので割愛します。
ポートフォリオ損益(%)
=IF(ISBLANK(C5),"",T5/SUMIFS(S:S,$C:$C,"<>"))
こちらは、「C5のコードの銘柄の損益の欄(T5)が、取得金額 ($)の列(s)合計に対して何%なのか」という式です。
「投資金額の合計に対して、この銘柄でいくら増減したのか」ということです。
終わりに
この記事では、Google Spreadsheetを使ったポートフォリオ・トラッカーの作成方法を解説しました。これで日本株・米国株を同時に把握することができるようになりました。
ご参考にしていただければ幸いです。
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