Stanley Druckenmillerさんは最も有名な投資家の一人です。
30年間、年平均30%の成績を維持したことで有名です。
2月4日公開の、ゴールドマン・サックスによるインタビュー内容を整理しました。
ご参考にしていただければ嬉しいです。
流動性に関して
- 直近の6週間にFRBが購入した国債の量が、過去10年に購入した国債の量より多い
- コロナの3ヶ月間に増えた財政赤字が、過去の5回のリセッション(リーマン・ショック込)に増えた財政赤字の合計より多い
- 1100万人が職をなくしたのに個人所得は増えている
- いつかは対価を払うことになる。(=インフレーション)
アジア > 米国
- コロナの対処の違い
- 米国はM2が名目GDPより25%も上昇したのに、
- 中国は量的緩和はほぼしていなく、経常収支も黒字で実質金利も高い
- 日本・韓国・台湾・シンガポールにも投資している。半導体株に対して強気。
- 株式市場だけではなく、為替もドルに対して強くなる
テック企業
- 米国の金利が上がると、テック企業にとっては向かい風
- しかし、ドットコムバブルとは比較にならない。
- クラウド関連企業は実際に利益を出している。
- クラウド関連企業全般、アマゾン、グーグル、マイクロソフトに対しては強気
寅さん的所感
「ばら撒きをしたら、いつか対価を払うことになる。」
インフレーションはFRBの予測の2~2.5%ではなく、より急激に高くなることになると予想しているとのことでした。インフレーションに強いアセットクラスといえば、金。
金のポジションは維持します。
また、VTIP等、物価連動債ETFの購入してポートフォリオの5%程度にすることも検討します。
分散投資するしかないですね。
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